今春の飛散花粉数は、昨春と同程度
令和6年度東京都花粉症対策検討委員会(第2回)検討結果
東京都では、都民の方が花粉症の予防や治療を適時に行えるよう、飛散花粉数の観測を行うとともに、観測結果などに基づき、花粉飛散予測を実施しています。
本日、東京都花粉症対策検討委員会を開催し、都内における2025年春のスギ・ヒノキ花粉に関する飛散予測等の検討を行いましたので、結果をお知らせします。
1 飛散花粉の総数の予測
都内(12地点)では昨春と同程度、例年(過去10年平均)の1.2倍程度となる見込みです。
過去10年のうち3番目に多く飛散した昨春と同程度で、区部では例年並み、多摩部では例年の1.3倍程度飛散する予測となりました。
2 飛散花粉の多い日の予測
飛散花粉数が「多い」に分類される1日当たり30個/平方センチメートル以上飛散する日数は、区部で37日程度、多摩地域で46日程度となり、昨春と比較して、区部では2日程度少なく、多摩部では6日程度多くなる見込みです。
※今春は、大田の観測地点で1月8日を飛散開始日として確認いたしました。
花粉症に関する情報提供
東京都では、花粉症の予防・治療に役立てていただくため、以下の情報提供を行っています。
情報をご確認のうえ、早めの対策をお勧めします。
- 東京都アレルギー情報navi.〈東京都の花粉情報〉
花粉症に関する基礎知識や対策に加え、都内12地点の飛散花粉数の測定結果を表と棒グラフで分かりやすくお伝えします。
- 「花粉症一口メモ」を配布
健康安全研究センター等で無償配布しています。
ホームページから全文をダウンロードできます。
※「1 飛散花粉の総数の予測、2 飛散花粉の多い日の予測」の数字の正しい表記はローマ数字です。