増える空き家をどうするか 空き家活用シンポジウム

とちょうダイアリー

10月31日、「東京都空き家活用シンポジウム2024」が都民ホール(新宿区)で開催されました。第1部では「空き家ワンストップ相談窓口に寄せられる空き家相談の課題」や「地域における空き家利活用の具体的な取組」の紹介、第2部では関係者らによるパネルディスカッションが行われました。
住宅政策本部民間住宅部の上田誠課長は「都内には、賃貸用や売却用の空き家を含めると約90万戸の空き家がある。少子高齢化などにより今後さらに増える可能性があり、都も区市町村との適切な役割分担の下、空き家施策を進めている。対策を効果的に進めるためには、区市町村、民間事業者などが連携・協力して、多角的な取組を展開していく必要がある」と話しました。
都は「既存住宅市場での流通促進」「地域資源としての空き家の利活用」「利活用見込みがない空き家の除却など」の3つの視点に基づき、都内全体で地域特性に応じた空き家対策を引き続き推進していく方針です。

会場の様子1

事業者など、たくさんの人が集まったシンポジウム

会場の様子2

取組事例を紹介した展示

関連ワード
カテゴリ
タグ