外国のグリーンファイナンス企業による東京都進出支援事業　5社が決定

グリーンファイナンス外国企業進出支援事業による都内進出企業の公表
21の国と地域から60社の応募

東京都では、グリーンファイナンスに取り組む海外の資産運用業者及びフィンテック企業の都内への進出を重点的・集中的に支援する「グリーンファイナンス外国企業進出支援事業」を実施、外国企業と都内企業との協業によるイノベーションの創出、マーケットの拡大等を通じてグリーンファイナンスを普及促進し、脱炭素社会の実現、サステナブル・リカバリーの推進を図っています。

令和5年度は21の国と地域から60社の応募があり、有識者による審査を経て、以下の5社が東京に進出しました。

都内進出企業

企業名	国	事業概要
Etho Capital（資産運用業）	アメリカ	脱炭素関連のインデックスの組成と運用。企業単体だけでなく、サプライチェーン上の CO2排出量データも収集した上で、気候変動への意識が高い銘柄を対象とするインデックスを組成し、投資家から集めた資金を運用
Everimpact（フィンテック）	フランス	温室効果ガス排出量の計測・分析と、カーボンクレジット売買プラットフォームを提供。衛星データのほか、独自開発の地上センサーを活用し、高精度でリアルタイムに温室効果ガスを計測
Fresh Supply Co（フィンテック）	オーストラリア	資金調達を望む農業事業者等と金融機関・投資家を仲介するプラットフォームを提供。CO2 排出量等のデータをトークン化することで、信頼性の高いデータの管理と取引を実現
PANGAEA Ventures（資産運用業）	カナダ	科学技術領域に 20 年以上投資している実績に基づき、気候変動等の課題に取り組むスタートアップへ投資
Wattcrowd（資産運用業）	英国	太陽光発電プロジェクトを組成し、投資家から集めた資金を運用。専門的見地からプロジェクトの組成とリスク評価を実施

グリーンファイナンス外国企業進出支援事業の詳細はInvest Tokyoホームページをご覧ください。