伊豆諸島運航の大型客船等で衛星通信実証試験
「利島村」及び「伊豆諸島で運航する大型客船」において衛星通信サービスの実証試験を開始します
東京都では、4G・5GやWi-Fi、衛星通信など様々な通信手段を適材適所で活用し、多様なアプローチにより都内全域で、いつでも、誰でも、どこでも、何があっても「つながる東京」の実現を目指しています。
この度、利島村及び東海汽船株式会社の協力を得て、島しょ地域や海上船舶において、民間の低軌道衛星通信サービス「Starlink」による実証試験を下記のとおり開始しますのでお知らせいたします。
記
1 取組内容
島しょ地域や海上船舶において、年間を通じた気象条件等による衛星通信の通信速度及び通信負荷等を検証する。また、旅行者や船舶乗船者等にWi-Fiをご利用いただき、アンケート等により有効性を確認する。
2 場所、期間
(1)利島村
場所
清掃センター周辺(利島を一周する観光ルート「利島まんきつコース」上)
期間
令和5年11月30日(木曜日)から令和6年11月29日(金曜日)まで(予定)
(2)海上船舶
1)名称
さるびあ丸
乗船数
年間約20万人
場所
船内レストラン、案内所
期間
令和5年11月27日(月曜日)夜行便から令和6年12月27日(金曜日)日中便まで(予定)
さるびあ丸
衛星送受信アンテナ
2)名称
橘丸
乗船数
年間約7万人
場所
船内レストラン、案内所
期間
令和5年12月中旬から令和6年12月27日(金曜日)日中便まで(予定)
※開始日が決まりましたら改めてお知らせします。
橘丸
※法令上、基準となる海岸線(基線)から海側へ12海里(約22キロメートル)までの規制があるため、竹芝から三宅島、御蔵島から八丈島の航路途中で通信が取れない時間帯があります。
3 参考
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略10 スマート東京・TOKYO Data Highway戦略