先端医療機器アクセラレーションプロジェクト
先端医療機器アクセラレーションプロジェクト支援対象3者を決定しました!
東京都は、ベンチャー・中小企業による先端医療機器の開発を支援する先端医療機器アクセラレーションプロジェクトを実施しています。このたび、本プロジェクトの支援対象となった3者が決定しましたので、お知らせいたします。
支援対象者・プロジェクト概要
事業者名 | プロジェクト概要 |
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株式会社アドメテック | がん性皮膚潰瘍の患部に、電気により発熱させた極めて細く患者の体への負担の小さい針を刺して深部から熱変性させることにより、滲出液や出血、臭いなどを抑え、QOLの大幅な向上を図る。 |
株式会社トニジ | 緑内障の治療において重要な指標となる眼圧を手軽にモニタリングできる機器を開発し、必要なタイミングで点眼薬を使ったり、他の治療法を検討したりするなど診療の効率化を図る。 |
株式会社HICKY | 心不全の患者の約4割で併発している睡眠時無呼吸の一種(中枢性睡眠時無呼吸)について、患者の体への負担を軽減した治療器具を開発し、心不全患者の再入院率の低下・死亡率の改善・QOLの向上を目指す。 |
※各プロジェクトの詳細は別紙(PDF:557KB)参照
支援内容
- 支援対象となった事業者ごとに専任のカタライザーを配置します。カタライザーは、医療機器開発及び医工連携に係る高度かつ専門的な知見(臨床、薬事、保険、工学、知財、ビジネス等)を有する専門家と連携し、事業者の開発状況に応じた指導や助言などの伴走支援を3年間行います。
- 採択事業者3件中、来年度実施予定の審査により一定以上の評価を得た1件には、カタライザーによる指導・助言に加え、補助金による開発支援を行います。(1期あたり最長3年・年間上限1億円、補助率3分の2。マイルストーン達成でさらに1期延長利用可。)
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略12 稼ぐ東京・イノベーション戦略
「オープンイノベーション創出プロジェクト」