バーチャル・ラーニング・プラットフォーム
令和5年度
新たな仮想空間を活用した児童・生徒支援を開始します
東京都教育委員会は、日本語指導が必要な子供や不登校の子供たちの居場所・学びの場として、仮想空間上に「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム」を用意し、令和4年度から、新宿区教育委員会と連携し、デモ運用を実施してきました。
これまでのデモ運用を踏まえて、今月から、プラットフォームを充実するとともに、対象を8区市に拡大するなどして、新たに運用を開始いたします。
また、学校生活に困難を抱えている都立高校生等への支援も実施します。
1 参加自治体
新宿区、墨田区、渋谷区、中野区、杉並区、八王子市、狛江市、多摩市
2 開始日
9月22日(金曜日)から順次運用開始
3 デモ運用を踏まえた改善点
- 仮想空間を2Dから3Dに変更
子供たちにとってより親しみやすい環境を提供 - アバター(仮想空間上で活動する子供たちの分身)の種類を充実
子供たちがより親近感を持って楽しく参加 - 複数種類の学習コンテンツを提供
AIドリル、日本語学習ツール等 - オンラインイベントの実施(仮想空間上での謎解きイベント等)
- 学びのセーフティネット事業【注】に参加している都立高校生へも支援を拡大
【注】学びのセーフティネット事業
東京都教育委員会の委託を受けた若者支援NPOが、都内4か所の拠点で都立高校への再入学や高校卒業資格取得のための勉強の手伝いを行う事業。
子供たちは、3D空間の中でアバターを使い、友達や支援員等と交流や学習ができます。