インターネット都政モニターアンケート結果

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令和5年度第1回インターネット都政モニターアンケート結果
薬物乱用に対する意識

今回の調査は、薬物に対する意識や都の薬物乱用対策について都民の意見を聞き、今後の都の施策立案の参考とするために実施したものです。

アンケート期間

令和5年6月27日~7月6日

回答率

97.8%(489名/500名)

調査結果

以下抜粋(詳細は別紙「調査結果」(PDF:932KB)

【知っている乱用薬物】大麻と覚醒剤はほとんどの人が認知、市販薬は6割近くが認知(P4)

乱用されている薬物として知っているものは、「大麻」99.6%、「覚醒剤」98.4%、「コカイン」94.5%、「ヘロイン」85.3%などと続く。「市販薬」57.3%は6割近くが認知している。

「市販薬の過剰摂取により、重篤な健康被害を引き起こす」8割以上が認知(P8)

市販薬の過剰摂取について知っていることは、「過剰摂取により、重篤な健康被害を引き起こすことがある」が最も高く83.0%、次いで「市販薬の成分によっては、依存症になることがある」が59.7%、「生きづらさなどの心理的孤立による自暴自棄・不安解消から、過剰摂取することが多い」が55.4%、「10代・20代の若年層で乱用が多い」が52.6%と続く。

【市販薬の過剰摂取】は9割半ばが「すべきではない」(P9)

「すべきではない」が96.1%、一方「個人の自由である」2.0%、「時々なら構わない」1.0%など市販薬を過剰摂取することについて『構わない』は3.8%だった。

【薬物を使用している人がいた場合】「本人に使用しないよう注意する」が3割半ば(P14)

「本人に使用しないよう注意する」が34.4%(前回調査と比べて13.2ポイント増加)、「本人に行政機関や医療機関、警察などへの相談を勧める」が24.5%(4ポイント増加)、「行政機関や医療機関、警察などに相談・通報する」が23.9%(18.4ポイント減少)と続く。

グラフの画像1

【都に力を入れてほしい対策】「青少年に乱用させない取組」が6割近く(P26)

最も高かったのが「青少年に薬物を乱用させないための取組」57.9%、「不正薬物等の監視・取締りの強化」51.5%、「地域社会全体での薬物乱用防止の意識醸成」30.5%と続く。

グラフの画像2

インターネット都政モニター

インターネットを使用する18歳以上の都内在住者を対象に公募し、性別、年代、地域等を考慮して500人を選任

※集計結果は百分率(%)で示し、小数点以下第2位を四捨五入して算出した。そのため、合計が100.0%にならないものがある。
※n(number of cases)は、比率算出の基数であり、100%が何人の回答者に相当するかを示す。
※複数回答方法…(MA)=いくつでも選択、(3MA)=3つまで選択、(2MA)=2つまで選択

東京都は、薬物乱用防止に向けた啓発活動の拡大と充実、指導・取締りの強化、薬物問題を抱える人への支援に関する取組を推進しています。
昨今、大麻に害はないという誤った情報がSNSなどで広がっていることも一因となり、若者を中心に大麻乱用が拡大しています。また、市販薬(かぜ薬など)の過剰摂取(オーバードーズ)も社会問題化しており、薬物乱用は、深刻な状況です。
今年度は、東京都薬物乱用対策推進計画(平成30年度改定)の改定を行い、より一層の対策強化を予定しています。
薬物乱用対策のさらなる取組の参考とするため、都政モニターの皆さまのご意見をお伺いします。

東京都薬物乱用対策推進計画(平成30年度改定)

薬物乱用の基礎的知識

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