ハンセン病について 講演会・パネル展示
ハンセン病について正しく知っていただくために
オンライン講演会・パネル展示開催
「ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律」の施行日である6月22日は「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」とされ、国や都道府県等でハンセン病に関する行事を行っています。
東京都は、都民の方にハンセン病についての歴史や経緯、差別解消の取組等を知っていただくため、オンライン講演会及びパネル展示を実施します。
1 オンライン講演会「ハンセン病問題を知っていますか?」
内容
ハンセン病問題とは(約18分)
国立ハンセン病資料館について(約10分)
講師
国立ハンセン病資料館事業部社会啓発課 学芸員 金貴粉氏
配信期間
令和5年6月27日(火曜日)14時00分から
視聴方法
以下のホームページから動画を視聴できます。(申込不要・無料【注】)
【注】ご視聴に係る通信費は、視聴者様のご負担となります。
- 東京都公式動画チャンネル「東京動画」(外部サイトへリンク)
トップページの検索窓から「ハンセン病」で検索してください。
※別紙 オンライン講演会「ハンセン病問題を知っていますか?」リーフレット(PDF:949KB)
2 パネル展示「ハンセン病パネル展」
内容
ハンセン病問題についての概要、ハンセン病Q&A等
日時
令和5年6月22日(木曜日)から6月28日(水曜日)まで
場所
東京都庁 第一本庁舎1階 中央展示スペース
ハンセン病とは
- かつては「らい病」と呼ばれていましたが、明治6年に「らい菌」を発見したノルウェーの医師・ハンセン氏の名前をとって、現在は「ハンセン病」と呼ばれています。
- 感染力の極めて弱い細菌による感染症の一つです。現在では、薬で確実に治療できます。
- 日本では、明治40年に制定された「癩(らい)予防ニ関スル件」に始まる誤った隔離政策がとられたため、患者やその家族に激しい苦痛を与えることになりました。
- 平成8年に隔離政策は廃止されましたが、引き続きハンセン病についての正しい知識を広め、偏見や差別がなくなるよう取り組んでいます。