令和5年度 VOCの排出を抑制するガソリン計量機の導入補助を開始します
自動車への給油時には、光化学スモッグの原因物質のひとつである揮発性有機化合物(VOC)を含む燃料蒸発ガスが発生します。東京都では、令和2年度より光化学スモッグのない青空を目指して、VOC排出削減をさらに推進するため、燃料蒸発ガス回収機能が付いた計量機の普及促進を目的とした先駆的導入事業を行っています。
本事業では、都内に比較的多く設置されている懸垂式計量機について、ガソリンスタンド事業者が燃料蒸発ガス回収機能付き計量機を導入する際の経費の補助を行います。
補助事業の内容
補助対象者
補助対象機器を設置する中小事業者及び個人の事業者(自家用等は対象外)
補助対象機器
燃料蒸発ガスを75%以上回収する性能を有することを国または都が認めた懸垂式計量機
補助対象経費
補助対象機器の設置に要する経費
(設備及び機器の購入、運搬、据付け等に要する費用)
補助金の額
補助対象機器1台ごとに補助対象経費の3分の2の額(上限300万円)
補助条件
- 都内のガソリンスタンドに設置される未使用品であること
(リースは対象外) - 交付決定の日から令和6年3月15日までに設置完了し完了報告書が提出できること
- 機器の設置後、東京都が行う補助対象機器の普及促進に関する調査に協力できること
受付開始
令和5年5月9日(火曜日)(予算限度額に達した時点で、受付を終了します。)
制度の詳細については、ホームページをご参照ください。
大気汚染対策 > 揮発性有機化合物(VOC)対策 > 環境配慮型VOC対策機器導入促進事業
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略14 ゼロエミッション東京戦略「気候変動適応推進プロジェクト」