みんなで手話って新鮮!
2月11日、新宿住友ビル三角広場で「手話言語フェスin TOKYO 2022」が開催されました。都は、令和4年度に手話言語条例【注】を制定・施行しています。今回のイベントは、より多くの人が手話に関する情報に触れ、手話を学ぶ楽しさを体験してほしいという目的のもとに実施され、子供から大人まで1,364人の来場者で賑わいました。
オープニングでは、小池知事からのビデオメッセージに続き、NHK「チコちゃんに叱られる!」のチコちゃんと知事、来場者が手話と声を合わせて「3・2・1、はじまるよ!」と開会宣言をしました。
ステージではNHK「みんなの手話」公開収録、都内ろう学校の生徒による手話歌・ダンスパフォーマンスや日本手話朗読の発表、チコちゃんのスペシャルステージなどが行われ、会場一体となって楽しむ様子が見られました。
また会場には、最新のデジタル技術を活用したコミュニケーション支援機器の展示・体験ブースや、デフリンピック、聴覚障害者団体や都事業のPRブースが設置され、訪れた人は興味深そうにブースを回っていました。
手話を学べる縁日ラリーに参加した女性は「6歳の聴覚障害の息子と来た。こういう大きなイベントだと聴こえる人も来やすい。手話を知ってもらうハードルも低く、良いイベントだと思う」と話してくれました。
【注】手話が独自の文法を持つ一つの言語であるという認識の下、手話を使用しやすい環境づくりを推進することにより、手話を必要とする人の意思疎通の権利を行う権利が尊重され、安心して生活することができる共生社会の実現を目指す条例








