人も荷物も一緒に運ぶ「貨客混載」

とちょうダイアリー|東京都

2月1日から21日まで、奥多摩町内の路線バスで宅配便の荷物を運ぶ「貨客混載」【注】の実証実験がヤマト運輸株式会社、西東京バス株式会社の協力のもと実施されることになりました。
都の担当課長は「これまで奥多摩地域で荷物を運ぶには、午前の配達を終えた後、また数キロ離れた宅配便センターに午後配達の荷物を取りに行かねばならなかった。こうした取組が実現すれば物流の効率化が期待でき、さらにドライバーの労働時間の短縮や、ガソリンなど燃料の削減によってCO2排出削減などにもつながる。また奥多摩など過疎化の進む地域でのバス路線維持にも期待できる」と話しました。

【注】乗客と荷物の輸送・運行を一緒に行う取組で、鉄道、バスなど旅客運送事業の一部スペースが荷物の運搬に利用される

図の画像1
図の画像2
積みかえている画像1
宅配便ドライバーがバス停そばでバスに載せる荷物を準備
積みかえている画像2
路線バスがバス停に到着。荷物を積み替える
荷物の画像
バスで運ばれる宅配便
積み替えている画像3
分岐点でまた別のバスに積み替え
受け取りをしている画像
配送されてきた荷物を受け取る宅配ドライバー
このあと各戸に配送
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