都立学校生の次期開催都市パリへの派遣(報告)

都庁総合ホームぺージ|東京都

都立学校生のオリンピック・パラリンピック次期開催都市パリへの派遣について

東京都教育委員会は、以下のとおり海外派遣等を実施しましたので、報告します。

1 目的

東京都オリンピック・パラリンピック教育のレガシーとして、実践的な国際交流による「豊かな国際感覚」の醸成を一層推進するとともに、生徒の交流を通して、東京都のオリパラ教育をパリに継承する。

2 実施期間

令和5年1月30日(月曜日)~2月3日(金曜日)

3 参加生徒

都立学校生 27人

  • 都立白鴎高等学校【注】(4人)
  • 都立忍岡高等学校(4人)
  • 都立飛鳥高等学校(4人)
  • 都立桜修館中等教育学校(4人)
  • 都立立川国際中等教育学校(4人)
  • 都立南多摩中等教育学校(4人)
  • 都立葛飾ろう学校(1人)
  • 都立中央ろう学校(1人)
  • 都立立川学園(1人)

【注】「白鴎高等学校」の「鴎」は、正しくは「メ」の部分が「品」

4 事前研修概要

  • 東京都のオリパラ教育に関する振り返り
  • フランスの文化・歴史に関する学習
  • ろう学校生徒による手話に関する演習

5 主な訪問・視察先、活動内容

  • クロード・ベルナール校
    オリパラ教育取組事例を発表
    スポーツ交流活動(ダンス)
  • ラ・フォンテーヌ校
    スポーツ交流活動(ボッチャ)
    文化交流活動(書道)
  • ルーブル美術館
    文化交流活動(美術鑑賞)
  • ソルボンヌ大学
    近代オリンピックについて学習
  • パリ大会開催予定地を視察

6 生徒の振り返り

  • 言葉以外に身振りなども交えて様々な生徒と交流した。伝えたい、知りたいという気持ちがあれば、意思疎通を図れると実感した。
東京五輪音頭の紹介
  • コミュニケーションの障壁は多々あったが、伝えることを諦めず、様々な方法を駆使することで、壁を乗り越えることができた。今後も様々な人々と積極的に関わっていきたい。(ろう学校生徒)
手話に関する事前研修
  • フランスの高校生の日本への関心の高さに驚くとともに、様々な質問を受ける中で、日本の良さを改めて認識した。
日本文化紹介(書道)
  • ボッチャやダンスでの言葉の壁を越えた交流は、とても心地よく、まさにスポーツのもつボーダーレスな魅力だと感じた。
パラスポーツ体験(ボッチャ)
  • 世紀を超えた2回目のパリ開催は、理念の継承、歴史の重みのみならず、施設の再活用などSDGsへの意識を強く感じさせた。
近代五輪について学習

7 今後の予定

  • 各学校での研修振り返りと校内発表
  • 2月19日(日曜日) 事後研修
  • 3月下旬 成果報告会
学校での振り返り
関連ワード
カテゴリ
タグ