蓄熱槽を活用したデマンドレスポンス実証施設
蓄熱槽を活用したデマンドレスポンス実証施設が決まりました!
東京都は、蓄熱の利用による電力負荷平準化等を図るため、令和4年12月26日、東京電力エナジーパートナー株式会社と協定を締結し、ビルなどに設置されている蓄熱槽【注】を活用した節電マネジメント(デマンドレスポンス)の社会実装に向けた取組を実施しています。
このたび、蓄熱槽を活用したデマンドレスポンス実証実施施設が決定いたしましたので、お知らせいたします。
なお、本件については、東京都、東京電力エナジーパートナー株式会社で同時発表しています。
【注】空調用として暖房時は温水、冷房時は冷水をあらかじめ蓄えておくための大規模な水槽
1 蓄熱槽を活用したデマンドレスポンス実証実施施設
東京都市サービス株式会社所有の2施設
- 1)晴海アイランド地区熱供給センター(東京都中央区晴海1丁目8-9)
- 2)銀座5・6丁目地区熱供給センター(東京都中央区銀座6丁目10-1)
2 予定している実証
- 既存のシステム等による蓄熱槽を活用したデマンドレスポンスを実施
- デマンドレスポンスに一層対応しやすくするためのシステム等の構築・改修
- 2.で構築・改修したシステム等を利用し、再生可能エネルギーの普及に伴う電力需給のピーク時間帯の変化や、季節・天候の変化等による電力需給状況等に応じたデマンドレスポンスを実施
- 1.~3.の取組についての結果分析・効果検証
3 実証期間
令和5年2月1日から令和6年3月31日まで
4 その他
今後、実証実施施設が追加・変更となる際には、産業労働局ホームページに掲載し公表する予定です。
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略14 ゼロエミッション東京戦略