子供のベランダ転落事故防止ポイント動画公開
STOP!子供のベランダ転落事故
事故防止のポイントを動画で呼びかけ
都は、昨今の子供の転落事故多発を受け、注意喚起の動画を作成しました。動画の中では、ご家庭のベランダに椅子やガーデニングの棚等、子供がよじ登る足がかりとなるものがないかなど、改めて確認していただきたいポイントを紹介しています。
注意喚起動画「STOP! 子供の転落事故」
動画内容
子供がベランダの手すりの高さまで素早くよじ登っていく実験映像や、転落事故を防ぐポイントを15秒で紹介しています。
ぜひご覧ください。
「STOP! 子供の転落事故」(外部サイトへリンク)
動画で紹介した「事故を防ぐポイント」
- ベランダに、イスなど子供の足がかりになるものを置かない。
- エアコンの室外機は、手すりから60センチメートル以上離すか、上から吊るすなど、設置場所に注意する。
- 出入口などの子供の手の届かない位置に、補助錠などのカギをつける。
- ベランダのある部屋に、子供を一人にしない。
子供にベランダからの転落の危険性について日頃から教えることも大切です。
動画で紹介した「ベランダの手すりに関する実験」
今回公開した動画の中で、実験の一部(4歳児の登る様子)を紹介しています。
- 一般的なベランダの手すりの高さ(110センチメートル)を子供が登れるか、子供の年齢や手すりの形状などの条件を変えて行いました。
- 年齢別の子供の実験結果は以下のとおりです。
<結果>
2歳児:足がかりを利用して登ることができた子供がいた。
4歳児:平均すると7割近く登ることができた。
6歳児:ほぼ全ての子供が登ることができた。
都では、本動画を、都内のデジタルサイネージ、東京動画、SNSなどでも展開していきます。また、窓を開ける機会が増える春先などにも、改めて注意を呼びかけてまいります。
参考
- 危害危険情報 気をつけよう!「ベランダからの子供の転落事故」 東京くらしWEB(令和4年11月)
- 平成29年度東京都商品等安全対策協議会「子供のベランダからの転落防止のための手すりの安全対策」報告書 東京くらしWEB(平成30年2月)
- 平成29年度東京都商品等安全対策協議会「子供のベランダからの転落防止のための手すりの安全対策」リーフレット 東京くらしWEB(平成30年3月)
詳しくは「東京くらしWEB」をご覧ください。