ソーシャルインパクト投資ファンド運営事業者
ソーシャルインパクト投資ファンド運営事業者の決定について
東京都は、「『国際金融都市・東京』構想2.0」において「社会的課題の解決に貢献する分厚い金融市場の構築」を掲げ、経済的リターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的インパクトを同時に生み出すことを意図する「インパクト投資」に取り組んでいくこととしています。
このたび、1)インパクト投資を促進し、社会課題の解決に官民協働で取り組む新しい金融の流れを加速すること、2)「東京で暮らす人々のウェルネス」を向上し誰もが心身ともにいきいきと暮らせる社会づくりに貢献すること、の2点を目的として創設する「ソーシャルインパクト投資ファンド」の運営事業者が決定しましたのでお知らせします。
記
1 運営事業者【注】
会社名 | 株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ | マネックスベンチャーズ株式会社 |
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所在地 | 東京都千代田区霞が関三丁目2-5 | 東京都港区赤坂一丁目12-32 |
設立 | 2016年11月11日 | 2005年11月11日 |
代表者 | 青木武士 | 和田誠一郎 |
事業者の特徴 | ヘルスケア領域における豊富な事業経験及びネットワークを有し、当該領域を中心としたVCファンド運営の中でインパクト投資を実践 | ベンチャーキャピタル事業を営み、特に、シード・アーリー期におけるスタートアップ投資及びハンズオン支援実績が豊富 |
【注】2社が出資し設立するLLC(合同会社)がファンドを運営
2 募集から選定までの経緯
- 令和4年4月から6月にかけて運営事業者を募集した結果、6者が応募
- 同年8月に選定委員会にて審査を行い、運営事業者を選定
3 今後の予定
令和4年度内に、東京都から本ファンドへ10億円の出資を行います。
スキーム図
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略12 稼ぐ東京・イノベーション戦略「国際金融都市・東京」実現プロジェクト