【多摩動物公園】コアラの「チャーリー」の治療について

東京ズーネット
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現在、多摩動物公園で飼育中のコアラの「チャーリー」(オス、11歳)につきまして、2026年2月12日におこなった健康診断の結果、リンパ腫(※1)の疑いとクリプトコッカス感染(※2)がわかりました。

2月21日(土)の朝から、健康管理と治療のため非公開エリアに移動し、投薬を開始しています。

現在のチャーリーは症状もなく、ユーカリもよく食べています。今後も、チャーリーの状態に合わせた治療をおこなっていきますので、チャーリーを見守っていただけますよう、よろしくお願いいたします。

※1 リンパ腫
血液中には、免疫機能を担っている白血球があります。リンパ腫(悪性リンパ腫)は、この白血球の一種であるリンパ球ががん化した病気です。初期症状として頸部や腋窩(脇の下)、そ径部(脚の付け根)などのリンパ節に腫瘤(しこり)ができることがあります。コアラでは、コアラレトロウイルスというウイルスの感染によりリンパ腫を引き起こすことが知られており、国内で飼育されている多くの個体がこのウイルスを保有していると言われています。

※2 クリプトコッカス
クリプトコッカスとは、カビ(真菌)の一種です。日和見感染症の原因となり、おもに免疫機能が低下した個体で発症し、鼻炎や肺炎、皮膚炎、髄膜炎、骨髄炎などの症状を引き起こすことがあります。

木に掴まるコアラのチャーリー。灰色の毛に頭の横には大きな耳。ふわふわと柔らかそうな毛をもつ。長い指とするどい爪で木を掴んでいる
コアラの「チャーリー」(2026年2月25日撮影)

(2026年02月26日)

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